□「オーソドックスなセダンはつくりたくない」というデザイナーたちの思いのもと、ニューフォーマルセダンという新たな価値を創造。FRプラットフォームを生かした水平基調の伸びやかなプロポーションにより、かつてのセダンにはない、伸びやかで美しいたたずまいを実現しました。
□フォーマルユースからパーソナルユースまで、大人の感性に応える全6色を設定。ホワイト、シルバー、ブラックはフォーマルな印象に。メタルやグレー、ブロンズはパーソナルユースの印象を与えます。インテリアは2色で、上質なブラックと華やかな空気感を演出するミッドブラウンを用意しました。
□大型の杢目調パネルを採用し、インストルメントパネルから左右のドアに連続する配置やコンソールが浮き出て見えるようにすることで、アイランドアーキテクチャー*1を強調。落ち着きがありながら、広がりのある室内空間を創出しました。 □おもてなしの心を込めた、日本ならではの光による演出を取り入れました。インストルメントパネル左右や前席足元、リヤドアトリム左右には全64色に色替え対応可能なLED照明を配置。行燈のような柔らかい灯りによる間接光が室内に奥行きと心地よさを提供します。 *1ディスプレイやシフトなどの各種機能をひとくくりにして、島(アイランド)のように配置するデザイン
□ホイールベースを3mに設定し、ショーファーニーズに応えるべく、後席のゆとりを創出しました。足元のスペースも広くなり、足抜きしやすいスムーズな乗り降りを実現しました。 □極上の移動空間をお届けする数々のおもてなし装備を設置しました(リラクゼーション機能、日差しを遮る電動式サンシェードなど) □サスペンションセッティングの最適化や、AVSで減衰力を制御し、路面の凸凹を乗客に伝えない足回りに仕上げました。旋回時の揺れや、荒れた路面の揺れを小さく抑えます。
□多様なエネルギーから製造可能で地球環境やエネルギーセキュリティに貢献できる水素を燃料とするFCEVは走行中にCO2を一切排出しない電動車です。静粛性や環境配慮面でのショーファーカーとしての価値に加え、FCEVならではの加速性能で走りの楽しさも実現しました。 □MIRAIと同じ高性能FCシステムを採用。3本の高圧水素タンクと燃料電池などを搭載し、1回あたり約3分の水素充填で約820㎞走行可能。アクセルを踏んだ瞬間からトルクが立ち上がり、スムーズに伸びるFCEVならではのパワーと、モーター駆動ならではの静粛性や乗り心地を実現しました。
□新開発の2.5L マルチステージハイブリッドシステムをトヨタとして初搭載。エンジンと二つのモーターに加え、有段ギアを組み合わることで、あらゆる車速域からのアクセル操作に応える駆動力を実現しました。従来は、エンジン最高出力を使用できる車速領域が約140km/hからでしたが、本システムでは約43km/hから使用可能になりました。 □高速走行はエンジン回転数を低く抑え、低燃費で静かな走りを可能に。排気量をダウンサイジングしながら、力強い動力性能と燃費性能を両立しています。