ホンネセッション

田川:昔から大のクルマ好きなんです。親の愛車点検に付き添ってディーラーに行く度、整備士の方が黙々と仕事をする姿を見て憧れを感じていました。せっかくなら、以前からお世話になっているノヴェル三重で、自分の好きなことを仕事にしたいと思ったのがきっかけです。

清水:私は祖父が整備士をしていた影響で、父ともどもクルマ好きの家系に育ったことが今の仕事に繋がる原点です。ノヴェル三重はモータースポーツに参加していることもあり、クルマが好きな社員やお客様が集まるイメージがあります。

田川:実は、休日に清水君や他の社員の方をわが家のガレージに呼んで、愛車をいじりながら雑談するのが楽しみなんです。仕事以外でもずっと整備作業してるよね（笑）。

清水:釣りやドライブにも行きますが、「田川ガレージ」で過ごす頻度が一番高い（笑）。田川さんは「IT大臣」と呼ばれるほど自動車の配線やコンピューターシステムに強くて、優しく仕事ができる先輩として尊敬しています。

田川:清水君は仕事に対する吸収力があって、今後に期待しています。私も今まで以上に信頼される存在にならないと。

田川:入社後は本部で研修を行い、各店舗に配属されて数カ月間は1人の先輩について仕事の流れと整備技術を覚えます。その後は1人で仕事を任されるようになり、資格取得も目指しながらキャリアを積んでいきます。

清水:僕は自動車の専門大学を卒業していますが、社員の中には未経験からエンジニアを目指した方もいます。クルマの専門的な知識はあるに越したことはないですが、入社後からスキルを身に付けられる体制が整っているので、興味とやる気があればチャレンジできる環境だと思います。

田川:経験も大切です。まずは技術トレーナーや先輩から教わったことを基本に、マニュアルや経験で得た要領を加えることで技術力が磨かれていきます。整備作業は時間との勝負なので、分からないことはすぐに聞くことが大切。清水君が困っている時は表情で分かるけど（笑）、質問が早いのでフォローしやすいです。

清水:先輩方は忙しい中でも話を聞いてくれて、チームで支えてくれる安心感がりますね。まだ教わりながらの作業が大半ですが、教えてもらうだけでは技術が身に付かないので、何事も自分で考えながらチャレンジすることを心がけています。

田川:お客様だけではなく、社員のことをとても考えている会社だと思います。例えば給与や福利厚生といった待遇面についても、働きやすさや仕事へのモチベーションアップに繋がる制度が充実しています。エンジニアに向けた報奨金もあり、ただ与えられるだけではなく、社員の取り組みや実績を評価してもらえるのがうれしいですね。

清水:周りの先輩方に早く追いつきたいので、失敗を恐れず挑戦したいと思います。ミスなく安全第一に作業し、お客様のカーライフを支えられるエンジニアとして一人前になることが目標。IT関連に強い田川さんのように、自分の得意分野を見つけることもテーマのひとつですね。

田川:何でもやってみることが大切だと思うよ。私はより信頼される社員として成長し続けたいと思います。今の目標としては、整備士の国家資格1級やトヨタ独自の検定制度の1級取得を目指しています。サービスエンジニアは、資格取得を通じてキャリアアップのチャンスが与えられているんです。

清水:電気自動車の新車が増えて、自動車のIT技術もどんどん進化しています。サービスエンジニアは常に新しい技術や知識を身に付ける必要がありますよね。

田川:整備の仕事は常に人材が求められているので、クルマの好きな人がもっと増えてほしいよね。お客様への販売やサービスはもちろん、モータースポーツや地域活動で地域にPRできるのは会社の強み。自分たちも目の前の仕事に向き合い、未来のエンジニアに、この仕事の面白さや技術を伝えていきたいな。