
営業歴8年、3店舗での店長職を経験して12年半という長いキャリアを持つ津田店長。地域に根差した活気あふれるお店づくりを目指し、自らも積極的に現場で動きながらチームを引っ張る頼もしい存在です。お客様との出会いや学びが、人生観に大きな影響を与えているそうです。
地域のさまざまなお客様の身近な存在になれることです。愛車という価値あるものを通じて豊かな生活を提案し、満足度の高いサービスを提供する。そのために私たちができることはたくさんあります。一人ひとりが主体的に考えて取り組める社風があり、自分なりの色を出しやすいのが当社の特長だと思います。人との関わりから学ぶことも多く、私自身は会社やお客様に育ててもらったな、と感謝しています。
新人の頃は失敗がつきものですし、怒られた経験は必ず成長の糧になります。やってみないと分からないこと、相手の立場に立って初めて理解できることばかり。大切なのは、失敗を恐れない心とチャレンジ精神、何事も取り繕わず真摯に受け止める姿勢です。年齢やキャリアに限らず、人の意見を謙虚に聞ける人は成長できます。職場でもお互いの意見を尊重し合い、生きた情報共有ができるようなチームを育てたいですね。
デザイン、性能、価格など、クルマを選ぶ基準は人それぞれ違いますよね。それと同じく、「良い営業スタッフ」の基準もお客様によって千差万別です。能力や経験が十分でなくてもチャンスはあります。仕事の向き不向きは自分が決めるものではなく、周りが与えてくれた評価や役割に対して、どれだけ誠実に向き合えるかだと思います。まずは元気で明るく、頼れる先輩や仲間とともに自分を磨いてください。
朝は全体朝礼で1日の動きや目標を共有。接客をしつつ、進捗管理や売上台帳の確認、目標達成に向けた計画やお客様カルテのチェックなど、店舗リーダーとしての幅広い仕事をこなします。店舗全体の様子に目を配り、社員一人ひとりとコミュニケーションを図りながら、働きやすい環境をつくっています。
私が店長になりたての頃、成績が今一歩振るわず悩んだ時期がありました。たまたま点検に来られた男性のお客様が、私の顔色を見た上で「試乗に行こう」とおっしゃいました。なじみのお客様からの「元気が無いね」という言葉から、新米店長としてのプレッシャーや売上に焦る本音がぽろっと出てしまって。すると、試乗後に同じ車種のクルマを1台購入してくださったんです。新車を買う予定はないはずのお客様で、私自身も驚きました。自動車販売は正解のない奥深さがあり、良いお付き合いの上に成り立つものだと実感した出来事でした。お客様には本当に助けられることばかりです。